なごやモーターショーのイベントとして開催され、愛知県や東海三県は基より、京都、広島、群馬や長野などから100チーム以上が参加した。
本校からは、機械科3年Ｈ組、機械科3年Ｄ組、自動車部・工業模型部有志の3チームが出場した。直径20.00mmのコマに技術を込め、指先に思いを込めて、試合に挑んだ。一瞬で決着する試合があるかと思うと、3分以上も回り続ける息をのむ試合も繰り広げ、加工技術とコマの操作技術の集大成となった。

機械科3年D組チーム

自動車部・工業模型部チーム

また、今年度は、機械科3年H組山崎涼君が選手宣誓を担い、大会の熱戦とともに、参加できることへの感謝を語った。

選手宣誓をする山崎君（中央）、三浦君（右）・柴山君（左） 機械科3年H組チーム

結果は、部活動有志チームが予選リーグ2位に食い込むなど、3チーム共に活躍をみせたが、決勝リーグ進出の夢は、来年度に持ち越しとなった。

コマの製作は主に、旋盤(せんばん)と呼ばれる機械を用いて行われる。この機械は、工業高校の機械科では、毎年のように操作するため、馴染みが深い。作る過程を通して物理や材料学を体感できることに加え、短時間で製作できることもあり、全国的に人気が出ている。