電子科

快適で安全な未来を
創り出す知識と技術、
実践力を身に付けよう。

家電製品からスマートフォン、
パソコン、自動車、飛行機まで
私たちの生活に欠かせない電子機器には、
必ず電子回路が組み込まれています。
本科では、こうした電子回路はもちろん、
無線、有線通信の基礎知識を学習。
さらにはパソコンやインターネットに代表される
情報技術など
現代の高度情報化社会に求められる
知識・技術をしっかり身に付けます。
電気・電子・情報の技術を融合させた
「ロボット」を
学生のうちに作ることができるのも、
本科の魅力のひとつです。

学びの特色

「電気・電子」の知識・技術を習得し

電化製品の仕組みやシステム設計まで幅広く学習

社会人に求められる

情報スキルのベースとなる電子情報技術を学べる

ITパスポートや工事担当者DD第3種など

資格取得をしっかりサポート

カリキュラム

教科 科目 1年 2年 3年
ITデザインコース ITデザインコース
国語 現代の国語 2    
言語文化 2    
論理国語   2 2
地歴 歴史総合     2
地理総合 2    
公民 公共   2  
数学 数学 Ⅰ 3    
数学 Ⅱ   3 2
数学 A 2    
数学 B      
理科 物理基礎   2  
化学基礎 2    
生物基礎     2
保体 体育 2 2 3
保健 1 1  
芸術 美術Ⅰ   2  
外国語 英語コミュニケーションⅠ 3 2  
論理・表現Ⅰ     2
家庭 家庭基礎 2    
工業 工業技術基礎 3    
課題研究     3
実習(A)   3 3
製図     2
工業情報数理 2    
電気回路 3 3  
電子回路   2 2
電子計測制御     2
通信技術     2
ハードウエア技術   3  
プログラミング技術   2  
コンピュータシステム技術     2
普通科目計   21 16 13
専門科目計   8 13 16
特活 ホームルーム活動 1 1 1
合計   30 30 30
PICK UP!講義

PICK UP 1

電子制御実習

実習を通して回路設計に対する基礎的な力を養います。

PICK UP 2

電子計測実習

計測機器を使い電子回路から波形などのデータを取得する技術を学びます。

PICK UP 3

電子工作実習

基礎的な電子回路の設計製作やロボット製作などを実習します。

PICK UP 4

パソコン実習

プログラミングやホームページの作成などを学びます。

目標検定・資格
情報技術検定 3 級/計算技術検定 3 級/危険物取扱者丙種
情報技術検定2級/ITパスポート/第二級陸上特殊無線技士 など
情報技術検定1級/基本情報技術者 など

学生の声

今別府 大嗣さん

(名古屋市立守山西中学校卒業)

令和2年3月電子科卒業 大同大学情報学部 電報デザイン学科へ進学

前からコンピュータや情報関係の仕事に興味があり、電子科を選びました。多くの授業・実習では専門的な技術を身に付けることができました。それらを通し、自分でプログラミングしてパソコンを動かす面白さを知ることができました。卒業後は大学に進学して、より高度な専門知識を学びながら、たくさんの資格を取得したいです。

近藤 就奎さん

(名古屋市立南天白中学校卒業)

令和2年3月電子科卒業 アイシンAW株式会社へ就職

資格取得のために放課後の補習に参加し、部活動にも一生懸命取り組む。そんな努力家の仲間に影響され、いつしか私も苦手科目を克服していました。科の違う友人からも刺激を受け、就職活動の際には切磋琢磨した結果、 内定を頂くことができたと思います。先生方にも放課後の面接指導に付き合っていただくなど、多くのサポートをしていただきました。少しでも感謝の気持ちを伝えられるよう、立派な社会人になりたいと思います。

卒業生(平成23年3月電子科卒業)

中谷 伸さん

中部大学大学院工学研究科創造エネルギー理工学専攻

高校在学時に出場した大会でロボットづくりの面白さを実感。さらに追及したいと考え、その分野の研究・開発に実績がある中部大学工学部へ進学しました。大学では全国的な大会で優勝を経験。その結果、「何かを成し遂げたときにまた会おう」と言われていた高校の恩師に再会ができました。

教諭

八澤 忍先生

PCを使ったプログラミング実習やオシロスコープを利用した計測実習など専門技術を習得します。また、電子情報技術や電子回路の授業は電子科でしか学べない専門知識を身に付けられます。様々な資格を取得するチャンスが待っているので、ひとつでも多く取得し社会で活躍できる力をここで養いましょう。

課題研究

レゴブロックを組み立て、プログラミングで制御

授業は一見、ブロックで遊んでいるように見えますが、実はプログラミング作業もある高度なもの。学んできた知識や技術を生かし、オリジナリティあふれるロボットをつくり上げます。